旅館とホテルを上手に使いわけるコツ その1・・・三上靖史

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旅館とホテルは同じ接客業でも、その仕組みが違います。

旅館、ホテルそれぞれにいいところがありますから、利用する側のマナーを守ったうえで上手に使いこなせば、相応のサービスが受けられます。

旅館では、まず部屋係の女中さんの世話になりますから、利用者の態度が横柄だと嫌われて、心からのサービスは期待できません。

サービス業とはいえ、態度の悪い客に余計な親切はしてくれないというものです。

部屋に案内されたら、用意しておいた祝儀袋にチップ(宿泊費の1割ぐらい)を入れて、新婦から手渡し、「いろいろとお世話になりますが、よろしくお願いします」と、しっかりと挨拶しておきます。

滞在中は、特別に頼むことがないかぎり、やたらと部屋係に部屋まで足を運ばせないようにします。

配膳とか、夜具の準備に部屋へきたときに用件(明日のモーニング・コールとか車の手配など)を伝えれば、部屋係は自分の仕事として快く受けてくれます。

三上靖史