政府系企業とは・・・三上靖史

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政府系企業とは、「特殊法人」とされている団体のことである。

特殊法人とは、公団、事業団、公庫など公共性の強い事業を企業的経営によって運営するために、それぞれの根拠法によって設立された団体のことであり、政府や官庁の監督下にある。

現在、公団が13、事業団17、公庫9、金庫・特殊銀行3、営団1、特殊会社12、その他36の計91団体がある。

その財政は政府がかなりの額を出資している団体もあれば、国際電信電話会社のように全くゼロの団体もあり、事業内容も政府事業の代行機関という性格をもつ団体もあれば、民間産業扱いされている団体もある。

組織についてもそれぞれの団体によって異なっているが、たとえば、本州と四国との連絡橋にかかる道路・鉄道の建設や管理を業務としている本州四国連絡橋公団囹本州四国連絡橋公団の場合を見てみよう。

公団は本社、建設局・管理局、工事事務所、管理事務所という機関に大きく分かれており、本社で架橋事業など業務運営上の基本方針を策定し、建設局で実施方針を策定、それをうけて工事事務所および管理事務所が実際の現場で業務を行なうというシステムをとっている。

本社での総務部や経理部などが事務系の仕事、設計部や工務部などが技術系の仕事だと思われる。

どこの企業もこうして、事務系と技術系の仕事に分けられ、別途で採用しているところが多い。

三上靖史